ロブステル社の産業用IoTルーター製品群に新たに加わる2機種、R2010とR2011をご紹介します。
本日、ロブステルは、コスト効率に優れた産業用グレードのルーターおよびゲートウェイのラインナップ拡大に伴い、2つの新デバイスを発表しました。
ロブステルR2010

ロブステル R2010 産業用セルラールーター
ロブステルの最長寿かつベストセラー製品であるR2000ルーターのアップグレードパスとして設計されたR2010は、水道・ガス・電力・工場自動化・倉庫管理などの産業環境においてIoTソリューションを展開する顧客向けに、予算・インターフェース・接続性の多様な要件を考慮したシンプルでコスト競争力のあるネットワークソリューションを提供します。
R2010とR2000の最初の目に見える違いは、ソフトウェア設定可能なシリアルポートの追加です。これによりRS232/RS485インターフェースオプションが追加され、Robustelのお客様はイーサネットとシリアル接続の両方に対応する単一SKUソリューションを、従来イーサネット専用だったR2000と同等の競争力のある価格帯で在庫管理できるようになります。
ボンネットの下を覗けば、R2010はあらゆる意味でR2000のアップグレード版であり、以下の特徴を備えています:
- クアルコム・アザロスによる次世代プロセッシングパワー
- 強化されたフラッシュメモリにより、Robustel SDKを使用した多様なRobustOSおよび顧客開発アプリをサポートします。
- Wi-Fiクライアントの容量とカバレッジの大幅な改善
ロブステルの最先端ソフトウェアソリューション(RCMS、Smart Roaming、Dataguard、Edge2Cloudなど)と組み合わせることで、R2010は大規模な拡張と成長を品質を損なうことなく支える価格帯で、多機能な産業用IoTの強力な基盤となります。
産業用IoTの要件がありながら純粋なイーサネットベースのネットワークを必要とするお客様には、Robustelの新型R2011が最適な選択肢となるでしょう。
ロブステルR2011

ロブステル R2011 産業用セルラールーター
従来、エンドデバイス向けにイーサネット接続に大きく依存するIoTソリューションを導入する顧客は、別途イーサネットスイッチを追加するという洗練されていない解決策に頼るか、自社の要件に対して過剰な機能を備えた製品に高額を支払うという選択肢しかありませんでした。
ロブステル社のR2011は、シンプルでコスト効率に優れたマルチポート産業用IoTネットワークソリューションという市場のニーズに応えるべく開発されました。R2011は、ロブステル製品に期待される品質、独創性、頑丈な設計を兼ね備えながら、今日の市場では稀な価格帯で提供されます。
R2010と同様に、R2011も大規模なIoTソリューションの導入と展開を支援する価格設定となっており、コンセプト実証や開発段階にも対応するエントリーレベル価格を実現しています。小売、産業用冗長化、セキュリティ、医療、スマートシティなどの分野で、主にイーサネット/RJ45を中心としたIoTソリューションを構築するお客様にとって、R2011は特に魅力的なソリューションとなるでしょう。
R2010とR2011の両方に以下の機能があります:
- デュアルSIMによる冗長化で継続的なセルラー接続を実現
- オプションのPower over Ethernet(PoE)対応デバイス(PD)機能
- RobustOSリンクマネージャーは、セルラーおよびイーサネットWAN、WLAN、リンクバックアップ、ICMP検出をサポートします。
- 静的/DHCPクライアント
- RobustOSを搭載し、ユースケース固有の機能を実現するオプションアプリを利用可能。
- IPsec/OpenVPN/GRE/Wireguard VPN機能
- RCMSによる遠隔管理および保守
- 自動およびスケジュールされたデバイス再起動の監視ツール
- 高温・振動・電磁両立性(EMC)対応の産業用金属筐体
これらの2つの新製品に関する詳細情報やサンプルのご請求は、お近くのロブステル販売代理店までお問い合わせいただくか、メールにてご連絡ください。 info@robustel.com
